思考の種

覚書として

「3人の大工」の話に隠された真の教訓

「3人の大工」の話に隠された真の教訓 あるところに、3人の新人の大工がいました。 その大工はそれぞれレンガを積んでいます。 そこにある人が訪ねてきて、各人に同じことを聞いて回りました。 「今、あなたは何をしているんですか?」 1人目の大工は答えま…

人生を選択する

人生を選択する ビジョンを描く 最高の状態をイメージする 望む人生を手に入れられない最大の問題は、理想の状態をイメージしないことだ。 そして私たちがやらなければならない最初のことは、自分の望む人生をイメージすることだ。 自分の限界を再設定する …

他責では前に進めない

自責と他責 出来事に対する反応には自責と他責の2つの心理状態がある。 自責 問題の原因が自分の行動やスキルにあると考えている状態。 他責 問題の原因を他人や環境のせいと思っている状態。 〜だから仕方がない。〜がなければ…。 などといった発言が特徴的…

問題を言語化する

問題を言語化する 頭の中で問題がわかっているつもりでいても、それが言語化できないのであれば、それは本当はわかっていない。 問題がわかっていないのであれば、当然解決することもできない。 そして、思考の無限ループに陥る。 「考えているんだけど、なか…

苦しみは出来事とは何の関係もない。

苦しみは出来事とは何の関係もない。 出来事に対する反応のなかにあるだけだ。 出来事はただ起こっているだけだ。 それを自分がどう感じるかは、まったく別の問題だ。 では、なぜ人によって同じ出来事でも感じ方が違ってくるのか? それは出来事と反応の間に…

「当然」という思考の落とし穴

人が生きていく上で(仕事においても)、他者とのコミュニケーションの問題は避けることができない課題である。 コミュニケーションギャップはあらゆる場面で発生する。 それはなぜか? 人は基本的に自己中心的だからである。 人々は同じ空間に存在しながら、…

思考停止状態を抜け出す技法

なぜ、人は思考停止してしまうのか? 思考停止の状態の人は繁く「〜だから仕方ない」「個人の力ではどうすることもできない」と匙を投げる。 思考停止は『思い込み』によって引き起こされるのかもしれない。 では、思考停止の状態を抜け出すためには、出来事…

強みを磨く

強みを磨く ストレングスファインダーを組織運営に活かすには、どうすればよいであろう? 強みとは何か? 強みとは才能、知識、技術の掛け合わせである。 才能とは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンであり、資質の組み合わせにより独自のも…

筆記瞑想法

筆記瞑想法 頭の中のモヤモヤを解消するための新しい手法として、「紙への思考の書き出し」と「瞑想での自分から離れた位置から俯瞰する感覚」を混ぜ合わせたら、どうであろうか試してみる。 頭の中に浮かぶ思考をひたすら紙に書き出す。 1つの瞬間に2つの事は考…

多重人格会議

多重人格会議 アイデアや戦略が煮詰まった時の対応策としての多重人格会議に関して考える。 思考のための紙への書き出しの発展型として、複数人格を切り替えながら、意図的に思考の切り口を変化させてみる。 この作業の間は内省の質を高めるために外部との繋…

Evernoteにおける着想の鮮度管理法

着想の鮮度管理に関して考える。 情報の鮮度 情報の価値は鮮度の影響を強く受ける。 時間による劣化の程度は情報の種類により異なる。 原理原則などは劣化しにくいが、ニュースなどの情報は半日経っただけでもひどく劣化してしまう。 しかし、時間の経過で新…

着想の捕らえ方

着想の捕らえ方 人は考えたことをすぐに忘れるので、着想は記録に残す必要がある。 では、どのように記録に残すのか? アナログで書き留める デジタルで書き留める イメージで記録する 以上の3つの方法に関して考察する。 「アナログで書き留める」は古典的…