多重人格会議
アイデアや戦略が煮詰まった時の対応策としての多重人格会議に関して考える。
思考のための紙への書き出しの発展型として、複数人格を切り替えながら、意図的に思考の切り口を変化させてみる。
複数人格を創り上げる。
とにかく真面目でロジカルシンキング頭なキャラクター
口数少ないが質問が核心をついてくる、クリティカルシンキング頭なキャラクター
初めから多数のキャラクターを創ると人格が混在してしまい、上手く思考できないといった問題が起こる可能性がある。
人格の切り替えの目的は思考パターン(ニューロンの回路形成)に変化を与えることなのである。
注意点の3つめは、最終的な判断は主人格が下すということ。
別の人格に入り込んでいるときには思考にバイアスがかかっているので、その人格の状態で最終的な結論を下すことは避けるようにする。
人格を切り替える際のアンカリングを考える。
こちらはよく機能した。
ペンは万年筆を使用すると字の太さ、強弱、濃淡などが表現され後から見返したときの再現性が良い。
多色ボールペンは携帯性には優れるが、線が一定で個性が出にくいように感じる。
紙は思考の妨げにならないよう、滑りの良いものを使用する。また、思考の拡がりに制限がかからないようサイズは大きいものがよい。
この思考法は独力でブレイクスルーを見出さなければならない状況において有効である。
チームでのブレストが実施できるのであれば、そちらの方がよいであろう。