思考の種

覚書として

人生において最も大切なものは時間である。

人生において最も大切なものは時間である。

多くの大人が「時間は大切だ」と言う。
しかし、本当にその価値を理解している人は多くない。

すべての人にとって有限であり、何をするにしても必ず支払わなければならないのが時間である。

言い換えるなら、時間はあらゆるものに交換可能な『人生の通貨』である。

『人生の通貨』の使い方は人によって様々だ。

ある人は、労働という形で『人生の通貨』を『物流の通貨(お金)』と交換し、生活の糧を得る。

ある人は、『人生の通貨』を『安易な娯楽』と交換し、自己嫌悪感を得る。

ある人は、家族と共に過ごすことで『人生の通貨』を『経験の共有』と交換し、愛を得る。

『人生の通貨』を何と交換しようと、それ自体に善悪はない。
あるのは結果だけである。

私たちは生まれてから今に至るまで毎秒全ての時間を何かに使ってきた。

その結果が今だ。

既に使ってしまった時間は取り戻せないが、これから使う時間は選ぶことができる。

さて、今日の残された時間を何に使おうか?

毎日、時計が深夜零時を回ると、86,400秒が自動的にあなたの人生体験に加わる。
それはあなたのいちばん価値ある財産だ。
そのうちでどれだけの時間、感動を味わえるだろう?
どれだけの時間、一生忘れない経験ができるだろう?
時間の使い方を決めるのは、あなた自身だ。
人生の1秒1秒は使って楽しむためにある。
1日の間に活用しなかった時間は、二度と返ってこない。

7(セブン) 1週間のうち何日を特別な日にできるだろうより